ご挨拶
こはく司法書士事務所の荒井崇正(あらい たかまさ)と申します。
こちらの挨拶を書くにあたり、思い出したことがありました。
私が、まだ幼稚園の年長組だった頃の記憶です。
私の実家はマンションなのですが、同じフロアにご年配の仲の良いご夫婦が住んでおりました。
私が朝の出かける時など、お会いして挨拶すると、穏やかな笑顔で優しくお返事して頂きました。
なぜか、その時のご夫婦のお顔、声、雰囲気を鮮明に覚えています。
きっと子供心に嬉しかったのだと思います。
私は、約9年間司法書士法人に勤めていまして、様々なご依頼者様とご縁がございました。
そして、私自身、ご依頼者様の数だけご相談やお困りごとに直面してきました。
・遺言書を残したいが、ご親族関係で悩まれている方
・売却したい不動産の相続人が行方不明な方
・一人で将来に対する漠然とした不安を抱えている方
など、その人が抱える問題に一つとして同じものはありませんでした。
その一つ一つに誠心誠意をもって、取り組まなければならないものばかりでした。
私はこのようなご依頼者様とお会いする中で、私個人としてより一層、ご依頼者様と向き合い、寄り添い、ご支援したいという思いが芽生え、この度、この事務所を立ち上げるに至ります。
幼稚園の年長組だった私には、元気に挨拶するぐらいしかできませんでしたが、今、幸運にも司法書士という職務を通して、お役立ちできることが少しばかしは、増えたのではないかと願っております。
お会いするご依頼者様一人一人のお悩みをお聞きして、そのご不安を解消する一助となるお手伝いに全力を尽くしてまいります。
そして、ご依頼者様には笑顔になって頂くことが、あの頃と変わらず、私の喜びでもあります。
私は、どんな些細なご相談にも丁寧にお応えして、いつでも皆様のお手伝いをさせていただきます。
こはく(琥珀)は、樹脂が地面に落ち、地中で固まり硬化した天然石です。
その輝きと強さの結晶は、長い年月を経て育まれ、結晶の中には植物や昆虫を閉じ込めることから、保護の象徴とも言われているそうです。
私も地域に根ざし、お会いするであろうご依頼者様一人一人と、信頼と安心を強く築き、守りたい、という思いから、この事務所名にしました。
心より感謝申し上げます。
経歴
2007年 3月 神戸大学文学部 卒業
2007年 4月 都内ソフトウェア開発会社入社
2014年12月 司法書士法人 入所
2018年10月 司法書士試験 合格
2019年 2月 兵庫司法書士会 入会
2021年12月 東京司法書士会 入会
2024年 4月 こはく司法書士事務所 開業